社長blog

2012年01月18日  グスタフ・レオンハルト死去

今朝、新聞の死亡欄に、世界的な指揮者でピリオド演奏の第一人者である、グスタフ・レオンハルトが死去したとの記事が。

初めてこの巨匠の名前を耳にしたのは十数年前、まだ新婚の時。

その日は休日で、家内とまだ生まれたての子供と家でのんびり、NHKのドキュメント番組を見ていた。

番組の内容はあまり覚えていなが、過疎地に暮らす老夫婦が…との内容だったと思う。

その番組のエンディングで流れた曲がとても感動的だったので、曲名を知りたく新聞テレビ欄に記載されているNHKの電話番号に電話してみた。

「今、放送されている番組のエンディングに流れている音楽の曲目等を教えて欲しいのですが」

「しばらくお待ちください・・・・・・・・・・・その番組は〇〇局(九州)の制作です。電話番号をお伝えしますので、そちらへ」との事。

教えられた番号に電話をし、同じ質問をすると「ああ、この曲は、バッハのマタイ受難曲の中の『おお、血と傷にまみれし主の御頭よ』です」

即答だったのを覚えている。

「ちなみに使用したCDは、テルツ少年合唱団・男声合唱団、ラ・プティット・バンド、指揮はグスタフ・レオンハルトです」

丁寧にお礼を言い、メモを確認した。

後日、当時まだあった大阪南、アメリカ村のタワーレコードへ。

「あった!」
 グスタフ・レオンハルト死去

帰宅後、早速聞いてみる。

古楽器の独特の響きと、合唱の迫力に魅了される。

それ以降、チェンバロや古楽器を使ったバロックをよく聞くようになった。

レオンハルトの盟友、ニコラス・アーノンクールも大好きに。


楽譜に忠実に演奏するスタイルを追求し、チェンバロの名手でもあるレオンハルトは、バッハにすこしでも近づきたかったのだろう。


2012年1月16日、彼はバッハの元へ。
 グスタフ・レオンハルト死去
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