2012年06月03日 剣道昇段審査
中学3年生になる息子の、剣道昇段審査に行ってきた。
場所は、東大阪アリーナ。
初めて、初段の審査を受けるという。
所属する施設から審査を受けるのは、息子一人ということで同行することにした。
今回の審査は、初段から三段まで約450人、凄い熱気だった。
周りでバシバシ練習している。
見知らぬ人ばかりでこの雰囲気の中、息子は臆することなく実力を発揮出来るのだろうかと、少し心配になった。
しばらくして、進行役の方がマイクで一声。
それまで練習していた人達が一斉に竹刀を置き、上座に向い正座する。
まるで『忠臣蔵』の世界だ。
昇段審査は、実技、型、学科試験の三次にわたって行われ、一次審査で落ちれば、次に進めない。
一次審査の実技は、面をしているため息子が判らず、いつの間にか終わっていて、我々がいるスタンド席に戻ってきた。
どうだったと聞くと、「大丈夫!」と
幸い実技は合格し、二人一組みで行う二次審査の型へ。
そして息子の順番が来た。
いつになく真剣な表情だ。
こちらも少し緊張する。
審査結果は即時公表され、息子も受かったとの事。
私が「上手く出来たな、相手の方も上手で良かったんちゃう?」と言うと。
「相手の人、落ちてたわ」と
素人は黙っておこう。
続いて学科審査。
周りの人は、テキストやノートらしきものを見ている。
息子に「テキストとかは?」と聞くと
「持ってきて無い」と。
「大丈夫なん?」と聞くも。
「どうせ一夜漬けやし」
どうやら、学科も出来たようで「二段の審査もよろしくね」と息子。
ほんのこの前まで一緒にウルトラマンごっこしていたのに、いつの間にか凛々しく成長していた。
ふと、亡父もこんな気持ちになった事があるのだろうなと思った。
場所は、東大阪アリーナ。
初めて、初段の審査を受けるという。
所属する施設から審査を受けるのは、息子一人ということで同行することにした。
今回の審査は、初段から三段まで約450人、凄い熱気だった。
周りでバシバシ練習している。
見知らぬ人ばかりでこの雰囲気の中、息子は臆することなく実力を発揮出来るのだろうかと、少し心配になった。
しばらくして、進行役の方がマイクで一声。
それまで練習していた人達が一斉に竹刀を置き、上座に向い正座する。
まるで『忠臣蔵』の世界だ。
昇段審査は、実技、型、学科試験の三次にわたって行われ、一次審査で落ちれば、次に進めない。
一次審査の実技は、面をしているため息子が判らず、いつの間にか終わっていて、我々がいるスタンド席に戻ってきた。
どうだったと聞くと、「大丈夫!」と
幸い実技は合格し、二人一組みで行う二次審査の型へ。
そして息子の順番が来た。
いつになく真剣な表情だ。
こちらも少し緊張する。
審査結果は即時公表され、息子も受かったとの事。
私が「上手く出来たな、相手の方も上手で良かったんちゃう?」と言うと。
「相手の人、落ちてたわ」と
素人は黙っておこう。
続いて学科審査。
周りの人は、テキストやノートらしきものを見ている。
息子に「テキストとかは?」と聞くと
「持ってきて無い」と。
「大丈夫なん?」と聞くも。
「どうせ一夜漬けやし」
どうやら、学科も出来たようで「二段の審査もよろしくね」と息子。
ほんのこの前まで一緒にウルトラマンごっこしていたのに、いつの間にか凛々しく成長していた。
ふと、亡父もこんな気持ちになった事があるのだろうなと思った。