高橋洋一氏の講演に行ってきました。
大阪府不動産鑑定協会の招きで、高橋洋一氏の講演「未来年表 人口減少危機論のウソ」を聴講してきました。
淀屋橋の会場は満席で、高橋氏の人気ぶりが伺えます。
「財務省は嘘つきで・・・」等、なかなか辛辣な意見を述べておられました。
かなり要約すると「人口減少は予想できるので、それに対応すればよい。危機でも何でもない」
ユーモアを交えて諸課題を解説し、解かりやすく聴衆を引き込む話術は、流石に講演慣れされておられるなと。
あっと言う間の一時間半でした。
その後、大阪府不動産鑑定士協会の代表幹事による、「令和五年地価調査 近畿の地価動向」の基調講演があり
近畿二府四県の地価動向の推移、用途地域別の各地点の地価等の発表がありました。
その報告では、都心部の駅近くの不動産については、上昇傾向が続き、相反して郊外の不動産については、下落が続く状態。
優勝劣敗が顕著に現れていました。
低金利政策が長く続き、大阪市内、阪神間、京都の中心地は投機的マネーが流入し、相場を押し上げる状況との事。
日本銀行がYCCに手を付け、今後金利の上昇が見込まれる中、地価相場の動向にはさらに注視していく事が重要になるでしょう。
新たな局面の始りかもしれません。
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